まずは、冷気をなるべく入り込ませない対策をとると、効果がぐっと高まります。
暖房をしているとき、足元はひんやりしているのに、頭はぼーっとする・・・そんな経験はありませんか?
これは、暖まって軽くなった空気が上のほうにたまり、冷たくて重い空気が下にたまるためなのです。
この現象を起こす大きな原因が窓。窓から流れ込む冷たい空気が床を這って室内に流れ込むことで、
上下温度差を大きくしたり、暖まった空気が逃げたりするのです。
室内の熱の6割が窓や扉、隙間などの開口部から逃げていると考えられています。
その対策法として、カーテンにひと工夫するのが一番手軽で効果も高いのでおすすめ。
床まで届くように下げて冷気の流れを抑えたり、カーテンの両端や下をベルクロなどで窓枠にぴったりと貼付けるという方法があります。
また、上部をレールだけでなくカーテンボックスにすると、上からの空気の流れも抑えられてより効果が上がります。
ただし、日中、暖かな陽射しが室内に差し込むときには逆にカーテンを全開にしたほうが、太陽の光で室内温度が上がりやすくなります。
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