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■2014年2月の特集:03
寒さの厳しい季節ですね。。結露が原因でさまざまな被害をもたらす場合もあるので事前に防止していきましょう。

冬の室内を不快にする「結露」。窓まわりの水滴でカーテンが濡れたり、押入れの布団がじめじめしたりして、悩んでいる人は多いはずです。
結露はダニやカビを誘発し、健康を損なう原因にもなります。放っておくのはよくありません。
結露の発生のしくみとその対策を知り、わが家から結露を追い出しましょう!

がっちり貯める

温かく湿った空気が冷たい物にふれると、空気中の水蒸気が水滴となって付着します。これが「結露」です。
冷たい飲み物の入ったグラスの表面には、細かい水滴が付きますね。また、入浴中にはお風呂の鏡が曇ります。
これらの現象は結露と同じしくみで起こっています。住宅の場合、結露には「内部結露」と「表面結露」があります。
内部結露とは、外壁の内部で生じる結露のこと。
室内で生じた湿気が壁の中に侵入して、見えないところで結露を発生させるもので、 外壁や土台を痛める原因となります。
これを防ぐためには、専門業者による工事(防湿気密フィルム、壁体内通気層の施工など)が必要です。
表面結露は、室内の壁や窓に生じるもので、目で見て確認できます。
今回は、この表面結露(以下、結露と略します)を防ぐ対策をお教えしましょう。


適切な暖房

暖房器具の設定温度を上げすぎないように。また、家の中の温度差を、なるべくつくらないようにします。
室内ドアを定期的に開けて、部屋や廊下の温度差を減らすことが大事です。また、ファンヒーターなど燃焼型の暖房器具は、燃焼中に水蒸気を出すため、結露を発生しやすいといえます。
結露対策という観点では、エアコンや床暖房の方が望ましいでしょう。


湿度のコントロール

キッチンやお風呂など、水蒸気の発生しやすい場所では換気扇をまわして、湿気を外に逃がしましょうまた、洗濯物の室内干し、意外なところでは、観葉植物なども湿気発生源に。
グリーンを多く置いている室内は注意が必要です。観葉植物は適度な数に場合によっては、冬でも除湿器を利用するのもよいでしょう。
湿度計がある場合、結露防止の目安は湿度を70%以下に保つこと、と覚えておいて下さい。


家具の設置は壁から数センチ離す

家具は壁から数センチ離しておくこと。暖められた空気が、家具の裏側に回る余裕を持たせると、結露の防止になります。
また、外壁に面した壁は特に冷えやすく、結露しやすいので、できるだけ家具を置かないように。


押入れやクロゼットの換気

押入れの中の空気の循環をよくするために、布団などをギュウギュウに詰め込まないようにしましょう。
下にスノコをしくのも有効です。クロゼットも同様に、ときどき扉を開けて、空気を循環させることが大事です。

もしも結露を発見したら、放置せずにすぐに水分を拭き取りましょう。そのままにしておくと、濡れた部分が傷んでしまいます。
また、カビなども発生しやすくなります。古布などでこまめに拭き取るのが一番ですが、市販の結露対策商品を利用すれば、拭き取りの手間を減らせるでしょう。

例えば・・・
●結露防止スプレー
窓ガラスにスプレーすると表面に薄い膜をつくり、結露や曇りを防ぎます。
●結露防止シート
窓ガラスに貼って断熱性を高め、結露を防止します。
●断熱テープ
サッシ枠に貼って断熱性を高め、結露しにくくするものです。これらのグッズも利用しながら、この冬、結露を撃退しましょう!


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