そろそろ、おっくうな梅雨の季節。どうしても雨が続くと洗濯ものを部屋で干したり、意外な場所でカビを発見してしまうもの。
そんな梅雨の時期を快適に過ごす裏技を紹介します。

梅雨になると、お部屋の中で衣服を干すことが多くなりますが、部屋干しで気になるのが、
いやなニオイです。あのニオイは細菌が原因で起るのですが、その細菌の繁殖を抑えて、
快適に部屋干ししましょう。よく、カーテンレールにかけて乾かす人がいますが、服がよれ
て型くずれする上、風通しがよくないためニオイが発生しがちです。キャスター付のハンガ
ーかけを使い、窓際に起きましょう。窓を開けて、服に向かって扇風機をまわせば、乾燥機
がなくてもかなり早く乾きます。最初に急速に乾かしておけば、細菌が増えません。
窓の開け放しが気になるという方は、ある程度乾かしてから窓をしめて乾かせば、いやな
ニオイが発生しません。

雨の季節になると湿度が一気にあがり、気付かないうちに壁にカビが生えています。
そこで、衣服に使う粉末洗剤を使って除湿しましょう。容器のフタにいくつかの穴を開け
ておけば、粉末が湿気を吸収してくれます。洗面所や台所などの水まわりはもちろん、
粉末洗剤を新聞紙にくるんで、たんすや押し入れの中に入れておくと良いでしょう。
布団一枚あたり、洗剤の計量スプーン3杯程度の洗剤で、1ヶ月は持ちます。
湿気を吸い込んだあとでも、洗剤としての効果はほとんど消えません。

お部屋の壁紙やお風呂のタイルにカビが生えてしまった場合、お掃除するのが大変ですよね。あまり被害が広まっていない場合は、
古い歯ブラシと歯磨き粉を使って掃除しましょう。歯磨き粉がカビを退治してくれます。壁紙は傷めないようゴシゴシこすらず、歯磨き
粉でカビをかき出すように掃除するのがポイントです。広範囲になってしまったカビには、ビネガーを使って掃除しましょう。ビネガーに
は殺菌、消毒効果があり、アルコールもふくまれているためカビ退治に効果的なのです。ビネガーを同量の水で割って、霧吹きに入れ
ておき、カビにまんべんなく吹き掛け、タオルでこすりましょう。どちらの場合も最後の水拭き＆空拭きを忘れずに！
そうしないとシミになってしまうおそれがあります。タイルの場合は、ビネガーを吹き掛け10分おいてから、歯ブラシで掃除します。
最後はシャワーで流して終了です！