いらないものを捨てることから始まる収納!空間をうまく使ってスッキリ快適な生活を。
収納上手になるために
住まいに対する不満のトップは収納です。
上手く収納するには家財道具の整理、スペースの活用と取り出しやすさを考えることが大事です!
捨てることが収納の第一歩です
収納を考える上で避けては通れない「捨てるコツ」についてポイントを紹介します。
収納を成功させるコツは、持ち物の絶対量を減らすことです。
家の中の物は1/2が「いる物」、1/4が「いらない物」、残り1/4が「迷う物」というのが平均的のようです。
不要な物は処分する習慣を付けましょう。
「なんでもかんでも捨てるのではなく、これはとっておきたいという物は大切にして、他を削ぎ落とす。
そうすれば、新たなスペースが確保できます」
シンプルな生活は物を買うときから始まっています。
何か欲しい物があるときも、ほんとうに必要なのか、よく考えてみることが大切です。
買うときには、持っているもので代用できないかを考えてからにしましょう。
収納上手になるための5か条
1.分散収納
使う場所に使うものを収納
2.おさめる収納
よく使うものほど取り出しやすく
3.集中収納・しまう収納
普段使わないものをまとめて収納
4.飾る収納
趣味や個性を象徴するものは積極的に見せる
5.今収納
今使っているものの一時収納スペースをつくる
場所別収納のポイント
■リビングの収納
リビングの用途が広いのに応じて、収納物も雑多。
スッキリ収納するには飾る収納と隠す収納をうまく取り入れて。
テレビやAV機器の配線も配慮した収納設備が望ましい。
■キッチン・ダイニングの収納
使う場所に使うものを。
使う頻度や重さ別に収納する高さ位置を分類。奥行きいっぱいに引き出せる引き出しがあれば、ボトル類や食器も出し入れがラク。
■寝室・個室の収納
衣類収納のメインスペース。収納物に応じて吊す、たたむ、ケースに入れるなどを使い分け、見つけやすく取り出しやすいことがポイント。透明ケースは重ねたものも下まで把握できて便利。
※クローゼットは天井高まで使い切り、フルオープンできる折戸にすると収納量と使い勝手がアップ。
■玄関の収納
天井まで活用すると、スキー板、ゴルフクラブ、傘などの長いものもすっきり収納。棚板を移動させてブーツもラクラク収められるようになります。カウンターに絵や花を飾る余裕も。
・壁面収納でスリッパや小物を。
・階段下のデッドスペースを利用して掃除用具やストック品を。
■水まわりの収納
洗濯機の上も有効スペース。下着やタオル類を収納すると便利。
床下収納ユニットにはストック品を。トイレでは水洗タンクの上が有効スペース。トイレットペーパーやサニタリー用品の隠す収納を。
■納戸・床下・天井裏の収納
季節外のもの、普段使わないものをまとめて収納できます。床下は湿気に注意。
天井裏には重量物は出し入れが危険で不適。