熱中症とは、暑熱環境で発生する障害の総称で、熱失神、熱疲労(熱ひはい)、熱射病、熱けいれんに分けられます。熱中症事故は、適切に予防さえすれば防げるものです。

体調を整える

睡眠不足や風邪ぎみなど、体調の悪いときは暑い日中の外出や運動は控えよう。特に睡眠不足は熱中症を引き起こしやすく、疲労の蓄積、集中力の低下などによってケガなども誘発させますので、睡眠時間や睡眠状況をチェックしておく必要があります。睡眠時間は8時間以上、就寝と起床の時刻を一定にする、寝苦しくて寝れない、 などのことが無いように気をつけてください。

服装に注意!

服装は軽装として暑さ寒さにあわせ、吸湿性や通気性のよい素材で、色合いも熱を吸収しないもの(白系統の色)にすると良いでしょう。
直射日光は帽子で防ぐようにしてください。例えば、暑い場合は、白いメッシュ状に織り込んであり、速乾性の素材の半袖シャツに、
短パンというような服装です。

こまめに水分補給を

「のどが渇いた」と感じたときには、すでにかなりの水分不足に

なっていることが多いもの。定期的に少しずつ水分を補給しよう。
特に夏場は汗と一緒に塩分が失われることを考えると、

0.1%程度の塩水もしくはスポーツドリンクを飲むのがオススメです。