これからの季節、風邪にかからないためにも普段の生活から見直して風邪に負けない身体づくりをしていきましょう。

温度・湿度コントロール

ウィルスは高温・多湿に弱い

寒いと発熱は必要以上に進むので部屋は暖かくします。ですが、部屋を30度にも上げてしまうと、身体の方の抵抗力がなくなり良くありません。最近は一年中エアコンで快適な生活がおくれますが、寒さへの抵抗力を培わなければ、かえって自律神経が弱くなってしまいます。

しかもエアコンだけでは、乾燥が進むので、冬は部屋を20~25度にし、湿度の方を上げましょう。部屋の湿度を上げる方が、薬を飲むよりも、よほど予防・回復にも有効です。湿度が50%になると、ウイルスは約3%の生存率しかありません。 できれば加湿器を併用し、60~80%にしてください。

バランスのとれた栄養を…

風邪を治すにはビタミンCです。

忙しいと、栄養バランスがどうしても偏りがちになります。特に不足しがちなのが、食物繊維の多い食品やビタミン類。 風邪を治すにはビタミンCが必要となります。ウイルスに荒らされた細胞の再生を1~2週間で回復するように助けます。

ビタミン剤や健康補助食品に頼るのも良いでしょう。風邪といえばおかゆというイメージをお持ちの方も多いでしょうが、食べられるうちは、食べられるものを食べましょう。栄養のあるものを食べ、水分を十分に摂る。ただの水だけではなく、スープやヨーグルトなどもおススメ。これらはかかる前も同様です。特に忘れがちなのが冬の水分補給。湿度の嫌いなウイルスを水でやっつけよう!

冬も有酸素運動

ウォーキングなどはおすすめです。

風邪にかかる前の予防としてですが、普段からウォーキングなどの運動をおススメします。軽い有酸素運動は血行が良くなり、過剰な暖房に頼らずに身体を暖める能力をつけることができるのです。またウイルスを発見・撃退する白血球のパトロール回数が多くなるので、それだけ風邪にかかりにくくなります。

ストレスの解消

心身ともに影響が出てしまいます。

残業、身体の冷えなどで、身体に余計なストレスを与えない生活を作りましょう。ストレスは自律神経を弱め、免疫力・抵抗力が低下します。これは身体だけのストレスではなく、ココロのストレスでも、身体に影響がでます。ある医師によ ると、張っていた気持ちが急に弛んでしまった時や、心が深く傷ついた時、ヒトは風邪にかかりやすいので気をつけましょう。

手洗いとうがい

基本的なことですが効果は絶大です。

インフルエンザにかからないためには、やはり人込みは避けたいところですね。ウイルスがたくさんついていると思われるものは何でしょう?推定では、カラオケBOXのマイクが一番多いとされていて、続いて、公衆電話の受話器、満員電車の吊革となっています。

ならばそれらに触らなければ、大丈夫?ということも残念ながらありません。ウイルスは「いない場所はない」と言ってもよいほど、そこら中に存在しているのです。しかし、カラオケマイクに触ってしまっても大丈夫な方法があります。それには基本中の基本「手洗い」と「うがい」なのです。